魚座が冷たくなった…男性心理と対処法をチェック

魚座の男性は感受性が強く、どんなことにも影響を受けやすいタイプであるといえます。

そんな彼が突然冷たくなったのだとしたら、心が圧倒されるような感動的な体験をしたり、洪水のようなインスピレーションを受けたりしたなどの可能性があるでしょう。

とても繊細で想像力豊かな彼です。現在の彼は何か神秘的な力に飲み込まれるような心理状態にあるのかもしれません。

感動的な映画や、感情を揺さぶる音楽など、ほかの人であれば少しの余韻を残して終わるようなエモーショナルな体験が、彼にとっては人生を変えるような大きな出来事になることがあるのです。

魚座の彼は胸がいっぱいになると、緊張したりそわそわしたりするため、自分の心を守るためによそよそしい態度を取ることがあります。

魚座は12星座の三区分において「受動宮」に分類される星座です。

受動宮に属する星座は、「変化することに抵抗がない・改良を繰り返す・流されやすい」といった特徴があります。

内気で慎重なところもある彼なので、女性からグイグイ迫られることに苦手意識があるでしょう。

あなたがもし急ピッチでこの恋を進展させようとしている場合、彼にとってそれは「ついていけない」と感じる心理的要因になるはずです。

情熱や献身は恋愛のスパイスですが、それが過剰になると魚座男性は身を引いてしまい、冷たく振る舞って自己を守ろうとするかもしれません。

魚座の彼は恋人との関係に、深い感情的なつながりを必要とする星座であるといえます。

あなたがとても控え目で、自分の気持ちを表現することが苦手な女性である場合、魚座の彼は「自分に興味がないのかな」と考えてしまうでしょう。

彼が冷たい態度を取るのは、あなたの真意をつかみかねている、あるいは「避けられている？」といった誤解に基づくものかもしれません。

魚座男性は「理解されている・サポートされている」と常に感じたいと思っていますから、あなたを「冷たい人」と誤解している可能性もあるはずです。

「もっと一緒にいたい・もっと本音で語ってほしい」そんな心理が魚座の彼には隠れているといえるでしょう。

魚座男性には寂しがり屋な一面がありますが、傷つくことを恐れるあまり「人とかかわりたくない」と考えてしまうときもあります。

映画を観たり、ドラマを見たり、ゲームをしたりなど、1人の時間を持つことで自分を守る時間を持つことが彼にとっては必要なのです。

普段はどれだけ男性的で頼もしく見えたとしても、傷つきやすい彼の心はいつもストレスや不安にさらされているといってよいでしょう。

魚座の彼にとって現実は厳しいものです。「充電期間を設けたい」「気持ちを整理したい」という心理から、彼の態度が冷たくなることは多々あるといえます。

「引きこもり系彼氏」という言葉は便利ですが、彼の「放っておいてほしい」という気持ちを尊重することが大切です。

魚座の彼に「理由」を聞いたとき、きちんとした答えを返してくれないことに戸惑った経験を持つ女性は少なくないのではないでしょうか。

魚座は「なぜ自分がこうしたのか」「なぜそう思うのか」がはっきりせず、よほど勘の鋭い女性でない限り彼の心理を把握することは難しいといえます。

「彼が冷たくなった理由が全くわからない」そんなときは、彼の感情を推し量るしかありません。

彼が冷たい態度を取ることに「理由」というものはそもそもなく、「何となく」「そんな気分だったから」という可能性があることに目を向けましょう。

魚座男性は自由を愛する星座です。理由がどうあれ、彼に悪意がないことだけは確かなことといえます。

魚座の彼がフラストレーションをためているとしたら、それはいつか二人の関係が破綻してしまう原因となります。

魚座男性が「冷たいな…」と感じたら、彼を満足させてあげることを最優先に考えましょう。

感情を表す「水の星座」に属する彼ですから、感情を表現したり、発散したりすることであなたに対する態度が改善するはずです。

一緒に美術館に行ったり、彼の好きなアーティストのライブに行ったり、彼の好みそうな小説をプレゼントしたりして、感動体験を共有しましょう。

クリエイティブに触れることは彼の喜びになりますし、彼自身が自分の気持ちを整理する手助けにもなるはずです。

魚座男性はいつも「安心したい」「ホッとしたい」「ほっこりしたい」と思っています。

彼が「やさしい男性」であることの証拠ですが、魚座と感情レベルでつながることに難しさを感じる女性もいるでしょう。

そんなときは、「肌の温もり」を活用することが有効です。

肩をさすってあげたり、そっと手を重ねたり、時には軽くハグしたりして、肌と肌でのコミュニケーションを図ってみましょう。

肌を重ねることで、彼はあなたに「言葉のコミュニケーションではない心のつながり」を感じてくれます。彼の冷たい対応も、やがて解決に向かっていくはずです。

占星術において、魚座を表す12ハウスには、実は「インターネット」という意味があります。

「秘密のハウス」と呼ばれる12ハウスの象徴が魚座であることは、彼との恋を進める上で重要な要素となるはずです。

彼は感情のつながりを大切にするヒューマニスティックな人物ですが、ネット上でのつながりに安心感を覚えるという側面もあります。

ZOOMやSNS・チャットなど、彼とオンラインでつながることが、彼に安らぎを与える要素になるといえるでしょう。

細かいディテールがつかめないインターネットだからこそ、彼の本音を聞き出したり、冷たくなった理由を探ったりするのに適した対処法といえるのです。

魚座男性は、あまり人との対立を好まない星座として知られています。感情的になったときの彼の怒りは並大抵のものではありませんが、普段は穏やかなのです。

そんな彼に対して、批判したり、厳しい言葉を投げかけたりするのは避けた方がよいNG行動といえるでしょう。

批判というのは批判する側にとっては正義ですが、批判される側にとっては「ただの決めつけ」であると感じられることがほとんどです。

傷つきやすい魚座の彼は、批判や辛辣さに傷つき、二度と口をきいてくれなくなる可能性すらあります。

魚座の彼に対しては、理屈ではなくやさしさ・愛情の深さを表現し、「情」に訴えかけた方が効果的です。

冷たくなった魚座男性に対して、あなたの方も冷たくする・好き避けムーブをするのはやめた方が無難です。

魚座は熱烈に愛したり、急に冷たくしたりといった恋愛テクニックを駆使することが得意ですが、相手にもそれを望んでいるかというとそうではありません。

自分が好きな相手には常に誠実でいてほしい・変わらない愛を注いでほしいと考えているのです。

もしあなたが彼に恋愛の駆け引きを仕掛けたら、彼は混乱するか、逃げ出してしまうかのどちらかでしょう。

魚座男性には常にやさしく接することを心掛け、彼を不安にさせるような行動を取らないようにすることが大切といえます。

前述の通り、魚座の彼は自分の感情を整理するために1人で過ごす時間を必要としています。

彼の自由を認め、「急に冷たくなったのは充電期間がほしいからなんだな」と理解を示すことは二人の今後をよりよいものにするために必要です。

しかし、彼を放ったらかしにしたり、無視したりするのはとても危険な行為といえます。

たとえ彼が「1人にしてほしい」「自分の時間がほしい」と考えていたとしても、それはあなたに対するエクスキューズ（言い訳）である可能性があるからです。

「1人にして」といいながら、「1人にしないで！」という彼は、極めて魚座的な性格であるといえます。ギリシア神話では魚座は二匹の魚が紐につながれた姿で描かれるのです。